東海摂食嚥下フォーラムについて

愛知県で食支援に関わる4団体、①HEIWA(Hirabari Eiyou Information Working Association)(栄養・地域連携)②東海嚥下食研究会(嚥下食)③嚥下研究会食楽(嚥下障害)④在宅栄養支援の和(在宅栄養)が共同して地域の食支援の向上を目的とし、平成26年1月に東海HEI和マニアを立ち上げ、平成27年1月17日に「第1回東海摂食栄養フォーラム」を開催しました。食支援に異なる角度からかかわる4つの研究会であったため幅広い情報提供が行えました。参加者からは満足度の高い評価と継続的な開催を望む声が寄せられた。また、研究会に参加した他の研究会(岐阜KAIGO食)や地域歯科連携を担う歯科医師らから、活動参加の希望があり、今回は新たにメンバーが加わりました。このような地域に根差した各支援者(研究会)がより強固な連携がはかれ活動を広げることで地域貢献につながっていくため、先回よりさらに参加者のニーズに合った内容で平成28年12月3日に「第2回東海摂食栄養フォーラム」テーマ‟スキルアップでつながる地域と職種“を開催する予定です。その背景には、今後更なる超高齢社会、認知症高齢者の増加が見込まれることから国が推進する地域包括ケアシステムの構築。その中でも特に、栄養ケア・食支援は重要な意味を持ちます。在宅での栄養管理を求める療養者のニーズの多くは口から食べる支援であり、それらを整えていくためには食事だけでなく口腔ケア、嚥下リハビリテーション、摂食姿勢、食事介助法、呼吸リハビリテーション、更には認知症に至るまで多視点による総合的な環境調整や支援が必要です。療養者の皆様が住み慣れた地域でより質の高い余命を過ごすため、私たちは、この研修会を通じて、多職種が共通した知識・技術を習得することと、風通し良く顔の見える地域連携が図れることを目的としています。

各研究会の活動

①   HEIWA:平成23年から研究会として活動し、栄養とそのチームマネージメントに関する最新の診療と研究について情報交換し、地域医療におけるこの分野の医療・福祉・保健の向上を図ることを目的としています。(代表:武内 有城 たけうちファミリークリニック)

②   東海嚥下食研究会:  平成9年より、東海地区を中心に摂食・嚥下障害支援にかかわる医療従事者の研修及び情報交換を目的として活動しています。特に、嚥下食を担当する管理栄養士や調理師などの嚥下食のレベルアップと多職種との連携を図る事の活動が中心です。(代表:中東 真紀 鈴鹿医療科学大学)

③   嚥下研究会食楽:平成18年から多職種による摂食・嚥下障害リハビリの実践の発展、及び臨床的研究に寄与することを目的に研究会として活動しています。(代表:青山 寿昭 愛知県がんセンター中央病院)

④   在宅栄養支援の和:平成24年から在宅栄養支援について、愛知県の知多半島を中心に医療及び在宅・福祉などの在宅支援に関わる幅広い職種を対象とし、地域連携強化のための交流を深め、質の高い在宅栄養支援に貢献するための人材育成を目的としています。(代表:洪 英在 三重県立一志病院)

⑤   岐阜KAIGO食:100~15名の会員数で栄養士・歯科衛生士などを対象に活動。4~5回/年のペースで勉強会や調理実習などを開催しています。

⑥   坂井歯科医師を中心とした訪問歯科医有志による摂食援助:歯科医師・歯科衛生士が会員で周術期管理・摂食嚥下(在宅を含む)に関する活動を行っています。

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